黒歴史|狂気と正気の二重奏

2007年~2013年の黒歴史

困ったときの60dB

懲りずにろう学校文化祭に足を運んでいる俺ガイル。
今年4校目。いい加減自重しろよって感じですね。
でも、多分これで最後。時期的にも。
時間に余裕あったら、幼~小学部のみのろう学校文化祭でちびっ子補聴器見てくるかもしれませんが。

今日は都下にある都立Tろう学校の文化祭に行きました。
定期区間なので、アクセスは非常に良かったです。
でも、何故か道に迷った私orz・・・。バス停から徒歩3分なのに。馬鹿だ俺・・・。
曲がり角を一つ間違えたのが原因のようです。
ろう学校の建物は見えるのに、一向に正門に辿り着けない~(泣
しばらくウロウロしました。
東京も23区外だと田舎なのな。畑があったり。
県立Oろう学校の近辺よりも田舎なんじゃないかと思いました。
Oろう学校周辺は住宅街だったぞ!?
話を戻します。少し道に迷ったりしたけど、何とか野生の勘で正門に辿り着きました。
文化祭開始は9時半で、時間に余裕をもったつもりでしたが、着いたらギリギリでした。
Tろう学校は都内最大級とあって、校舎広かったです。
しばらく、校舎内をあっちウロウロこっちウロウロしました。
因みに、水色のウイッグ着けていきました。
周囲の視線が痛かったです。
俺、明らかに浮いているし。
あまりに居た堪れなくて、すぐトイレでウイッグ外しました。
通常モードに戻しました。
それから、何見てどうすんべと思いつつ、向かったのは専攻科の催し。
電車の運転席の模型がありました。
更に、体育館をミニSLが走ってました。
このろう学校の専攻科は鉄系なのか?
ミニSL、乗りたかったんですけど、ちびっ子に紛れて大の大人が独り乗るのは恥かしかったので止めておきました。

貰ったパンフ見たら、どうやら中学部と高等部が映画放映をしているようなので、それを見に行きました。
勿論、難聴ボイスを聞くのが目的です。ストーリーは二の次。
・・・高等部の映画2本は手話と字幕メインで声はあまり聞けませんでした。
ストーリーは1作目がKY語の話で、2作目が友情モノ。
ギャグ要素少なかったです。
正直、あんまり面白いとは思えませんでした。ストーリーもありきたりだし。
ギャグが強いのはOろう学校とKろう学校かな。
声が良いのは断然Kろう学校。
気を取り直して、中学部の映画を見に行きました。
これは見事に声が出ていて萌えました。
1作目はお化けの話でしたが、まぁ面白い。
でも、Oろう学校、Kろう学校と比べるとあんまり手がかかってない感はありましたが。
2作目は途中から見たんですが、マジでイミフwww
BGMかかってて、手話と字幕だけで一切声出てないし。
これは酷いwww

午後からは中学部、高等部の舞台発表があるので、わずかな時間で補聴器の展示を見たり昼食をとったりしました。
補聴器の展示は、実際に補聴器メーカーが来ていて良かったです。
最近の補聴器って小さくてカラフルなのな。
オーティコンはPR44電池使用でも余分な部分削ってるから小型だし。
ワイデックスはPR44だと若干サイズは大きくなります。でも、PR48電池使用のものでもモノによっては100dBぐらいまで対応できるそうです。
リオネットのブースもありました。リオネットは国産なので大きいです。カラーバリエーションも少ない。
その代わり、筐体はかなり頑丈ですけど。
補聴器のブースで補聴器メーカーさんと話してたら聴力聞かれました。
一瞬返答に困りました。
手話無しで騒がしい中を普通に会話聞き取ってコミュニケーション取っているし、発音も(元からgdgdだけど)難聴ボイスではないので、あまり重く言うと怪しまれそうだし、かといって軽すぎるのもアレなんで、
「60dBぐらいです」
と答えておきました。
60dBなら小型補聴器付けて普通に会話してても不自然じゃありません。
ろう学校なんだからもう少し重くして75dBぐらいと言った方が良かったかな、と後で思いましたが、まぁ、普通にしてて聴力聞かれたら「60dBぐらい」と答えるのが無難でしょう。

午後からは舞台発表を見ました。
高等部の劇はなかなか良かったです。声が出てて萌えました。
ホント、最近のろう学校生って、普通に話すか、殆ど何言っているのか分からない話し方か、どちらかが多いな。
最近は補聴器の技術が進歩してきてるので、話せない子は減ってきているようにも思えますが、現場を見る限りまだ健在です。
声を出すことさえ怪しい子もいました。
私が好きな中間層は少ないです。居るって言えば居るんだけど、少ない・・・。
ちょっと鼻にかかるような不安定な話し方が好きなのにー(←
あと、このろう学校は何故か男性陣の発音がgdgdでした。女の子はそうでもないのに。
何でだろう。謎です。
音楽発表では手話コーラスでEXILE「pure」歌ってました。
EXILE、不動の人気ですねー。去年のOろう学校の「ChooChooTRAIN」といい。
そういや、「聞こえにくいのによく歌詞に合わせて手話付けられてるなー」と思ったら、先生がリズム取って歌詞教えていましたwwww
これはひどいwwww
gdgdでもいいから、先生は介入しないで欲しかった。
ほら、生徒の自主性が見たいからさ。
楽器の演奏はまぁまぁ。一部、gdgdになっている男の子がいましたが。
楽器の音が高かったので仕方ない。多分聞こえなかったんでしょう。
高等部のジャグリングは素直にカッコ良かったです。
相当練習積まないと3つクルクル回したり、球を高く投げてキャッチしたり出来ないよなー。
このろう学校は、古くからある伝統校なので、聾の音楽の定番である和太鼓をやっていました。
シメは中学部・高等部の和太鼓演奏でした。
特に高等部は凄かったです。聞き入りました。
Kろう学校、Oろう学校は被服科によるファッションショーがあり、それがかなり凄いのですが、この学校にはファッションショーはありませんでした。
ちょっと華やかさに欠けます。
ファッションショーの為にデジカメ持ってきたようなもんなのに。
その代わり、シメは和太鼓と。
それはそれで迫力あって良かったですけど。
そういえば、Tろう学校にはツボな人は居ませんでしたorz
大規模校だから一人ぐらい居てもおかしくないのに。
多分、校則厳しくて男子は髪伸ばしたり盛ったり出来ないのが原因ではないかと。
男の子、みんなかなり髪短かったです。
髪長ければツボになりそうな人居たのに。
あ、そういえば、濱田岳(金八第7シリーズで狩野役の子)似の子はいましたがw
強いて言えば今回は濱田似の子が一番ツボかなー。
でも何か違う気もするw

帰り、バスで駅に向かったら、バスの車内はろう学校関係者だらけで、あちこちで手話が飛び交っていました。
ろう関係者でバスが満員wwww
途中から乗ってきた一般人の兄ちゃんは
「こいつら何なんだ??」
という顔していましたw

文化祭後、近所の都市に向かいました。通称「西の新宿」
はい、分かる人は分かりますねwww
そこで水色ウイッグ被りました。
ヲタ系の都市でもなければ渋谷のようにファッション性の高い都市でもないから、浮く、浮くwww
その姿で献血しましたw
血液の数値は全部正常、健康体でした。白血球も戻ってました。
でも、脈が早め。安静にしてても100です。瀕脈気味です。
献血中、髪の毛の隙間から補聴器見せてたらナースに
「耳どうしたの?いつから?」
と聞かれました。
突難とか進行性だったりすると献血が耳に悪影響を与えかねないからなんでしょうけど、献血中にそんなこと聞かれて面倒臭かったので、
「生まれつきです。補聴器で普通に聞こえます」
とだけ言っておきました。
でも、後でカルテ見たら
「小さいときから難聴!」
と書かれていましたwww
まぁ、医療現場(なのか?)は小さなことでも連絡が大事ですからwww

さて、私は今年4校ろう学校を見たんですが。
それぞれ色々な良さがありました。
講評は後ほど時間あったらやります。